このシステムを思い立った背景を説明します。
・ 近年途上国でも、太陽光パネルなどの資材が安価で入手できるようになってきました。
・ 非電化地域でも、携帯電話などの機器が導入が盛んで、それらの充電需要が高まっています。
・ JICA(プロジェクト研究)は、2000年初頭より、アジア、アフリカで、太陽光発電の実証実験を始めました。その狙いは、50Wクラスの家庭用電源の確保と利用・補修のシステム作りでしたが、現在では、省電力のLED照明も使える10W-20Wクラスのパネルで十分な性能を発揮できるものができます。
システムの特徴です。
・ 太陽光パネル、チャージコントローラ、車載用バッテリーなどで構成されたシステム。全部で、100ドル程度で完成できます。バッテリー無しのシステムも紹介しています。
・ 途上国でも、必要な機器や資材が入手可能な方法があります。
・ 電気は、車用シガー・ソケットやUSBを介して、LED照明用、携帯やタブレット端末の充電用に使用します。これにより、質の高い生活改善が図られます。
・ 自分や家族のための使用だけでなく、充電ビジネスをすることにより、新たな収入が期待できるのと同時に、その便益が地域にも還元されます。
・ このキットを自分で製作することによって、原理を理解し、メンテナンスやシステムの拡張を自分で行うことができます。
次は簡単なシステム図です。
システム1:丸で囲ったものが、チャージ・コントローラです。これが生産された電気容量を制御します。車載バッテリーで電気を貯めます。
システム2:一方、上記のシステムより、簡単なシステムです。これは、移動にも便利です。 チャージ・コントローラと車載バッテリーがなくなっています。 ここです。